高知学1  高知駅、高知空港、高知インター、高知港

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高知の旅行を始める.

入口は、駅、高速バス停、空港、高速IC、港の四つである.

 

(2018年7月5日 修正版)

 

 1.  高知駅

 

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(高知駅)

 

高架になって新しくなった駅には最初、「高知駅」の表示がなかった.

新聞の投書に「高知駅の表示がない」と出たのがきっかけだった.

「誰が見ても高知駅とわかる」、「いや倉庫と思われる」など論争があった.

「記念写真を撮るにもあった方がえい」ということになって、表示が取り付けられた.

東欧の都市で地下鉄の入口に何の標識もないので、日本人が現地の人に訊いた.

「わかっている人には必要ない. 知らない人は訊けばよい」との答えであったとか.

駅前には、坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太の三人の像が立っている.

桂浜、室戸、横浪にある像のコピーである.

「そんな偽物を正面に作ってどうする」などと大議論であったが、結構記念写真スポットになっている.

軽いので台風の時には避難する.

 

三人像

(三志士の像)

 

駅前に、龍馬が生まれた町の光景が広がっていれば、「高知に来た!」というイメージがふくらむ.

しかし、全国どこの町とも同じ風景である.

そこで、三人の像の背後に、大河ドラマの龍馬の屋敷セットが移設された.

入れば、龍馬の風景がイメージできるようになっている.

「たかがセットの移設にそんな大金を使うのか!」などと言われたが、役立っているようだ.

 

2. バスターミナル

 

安さでは高速バスが一番である.

四国内はもちろんだが、岡山、神戸、大阪、京都から運行されている.

東京、名古屋、福岡は夜行である.

高知駅、はりまや橋が停留所になっている.

高速道路高知IC付近にも駅があるが、バス会社によって場所が違うので注意を要する.

 

3.高速IC

 

高知道は上下各2車線で、車も少なく走り易い.

高知ICで降りるが、付近は新開地で目立つのはどこの町にもある全国チエーンである.

高知城方面に向かうのが順路であろう.

市内では、東西路面電車の通りの南にコインパーキングが増殖中である.

空地が増えていることを示すのだが.

 

4.空港

 

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(高知大学農場と空港)

 

飛行機なら東京から1時間半、大阪からは45分で到着する.

空港の前には、高知大学農学部の農場があり、牛が草を食べている.

牛が目の前にいる空港は、ほかにないのではないか.

ただターミナルビルとは、駐車場を隔てているので、少し見え難い.

写真撮影も近づけばよいのだが、研究用で病疫防止のためこれ以上進入できない.

一部を観光用にして、駐車場の上に橋をかけ、空港ロビーまで牛が出迎えるようにしてはどうだろう.

戦後食糧難の時代、腹を空かせた学生たちが、1頭くすねて食べてしまったことがあったという.

 

(高知空港)

 

空港は小さいからすぐ乗り降りできる.

羽田では、1キロありそうなウオーキングをさせられる.

プロペラ機は滑走路を歩いて搭乗する.

送迎の人たちも、作業着や野良着にサンダル履きである.

空港というよりバス停に近い.

「高知龍馬空港」としたのは、H前知事のアイデアであった.

議論があり、「龍馬など付けなくても高知空港とわかる」「また龍馬か」などであった.

「JFKやダビンチなど、人名を加えた空港は世界中に多い」ということで決まった.

その後全国に追随者が増え、やたらと冠詞をつけた空港が氾濫することになった.

 

5.  高知新港

 

高知の港は、もとは外洋から浦戸湾に入り、市内に近いところにあった.

今もフェリーターミナルが残っている.

東京からも大阪からもフェリーがあったし、室戸へ足摺へ、船で行くことができた.

しかし、貨物ターミナルとしては土地が狭いため、桂浜近くの外洋に面した浜を埋め立て、新港がつくられた.

当初あまり船が入らなかったので、「巨大な釣堀ができた」と揶揄された.

貨物船の他に、海洋底掘削船、南極観測船、自衛艦も入る.

水深があるので、大型クルーズ船が入港できる.

 

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(高知新港のクルーズ船)

 

観光の目的は何だろう.

名所旧跡の見物とされる.

しかし、身内やグループの旅行を見ているとそうではない.

主目的は、食べることとショッピングであり、名所の見学はきっかけに過ぎないように思われる.

どの観光地でも、人で賑わっているのは、食事処と土産物店である.

クルーズ船の乗客は、お金を使いたいと意気込んでやってくる.

しかし高知では、まだ干物か饅頭以上に金を落としてもらう物品が提供されていないように思われる.

3,4万の珊瑚がよく売れたとも聞くが、一桁、二桁違う気もする.

 

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以前、中国の土産物店をひやかすと、「このお茶は深山の崖に1本だけ残る貴重な木から摘んだものである」などという.

眉唾に思ったが、せっかくなので、と買ったら、おばさんから「日本人金持ちね」と言われた.

今は逆かもしれない.

 

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(おわり)

2015年1月5日 | カテゴリー : 高知学 | 投稿者 : 河田 耕一